ピアノは何楽器に分類されるの?

こんにちは!

 

本日も生徒さんからの質問を紹介します(*^^*)

質問☆ピアノって何楽器なの?

そうですよね!

鍵盤あるし、弦もあるし、叩いてるようにも見えるし…

 

本当になんなんでしょう(笑)

 

こたえ:鍵盤楽器でもあり、弦楽器でもあります。打弦式鍵盤楽器と言います。

改めて、ピアノという楽器を一緒に見てみましょう!

 

まずはぱっと見た感じ…

Wikipediaで楽器分類一覧を調べてみると、弦楽器、打楽器、管楽器。

 

そして鍵盤楽器、電子楽器、和楽器、民族楽器。

 

色々出てきます。

 

ピアノは鍵盤を使って音を出すので鍵盤楽器であることには間違いなさそうです。

 

では、内部を見てみましょう。

このようにたくさんの弦が張られています!

 

ということで、弦楽器であることにも間違いありません。

 

さて、その弦楽器にも3つ種類があります(^O^)

①擦弦(さつげん)楽器

弦をこすって音を出す楽器。

(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなど)

②撥弦(はつげん)楽器

弦をはじいて音を出す楽器。

(クラシックギター、チェンバロ、ハープなど)

③打弦楽器

弦を叩いて音を出す楽器。

(イランのサントゥールという楽器や中国の揚琴など)

ピアノは③の打弦楽器になります。

 

ピアノは外観を見ると鍵盤楽器、

 

音を出すしくみ(内部構造)を見ると弦楽器の中の打弦楽器になります。

 

というわけなので、ピアノは鍵盤楽器に分類しても、弦楽器に分類してもどちらでも大丈夫なのです!!

 

一般的なカテゴリーを見ると、鍵盤を叩くから、とピアノを打楽器に分類されているところはあまり見たことがありませんが、

 

「ピアノは打楽器だ!!」

 

という名言もあります。