こんにちは!
前回から引き続き、私がレッスンで気をつけていることをお話していきます。
こつこつコースの場合
前回はピアノと仲良くなってもらう導入レッスン、プレ・ピアノコースと、
自分のペースでのんびりピアノを弾くゆったりコース(教室の演奏会のイベントに参加されない方)
以上二つのコースのレッスンで気を付けていることをお話しました。
本日はこつこつコースについてです(*^^*)
詳細はこちらをご覧ください。
このコースで気を付けていることも二つあります。
本日はそのうちの一つをお話します。
レッスンで気を付けていること その①
美しい音を出すときの体の使い方や耳の使い方を具体的に話す
音大のレッスンや、音楽の授業でよく聞く言葉
「もっと音を聴きましょう」
「表情をつけてよく歌いましょう」
などなど…。ほかにも
「ここはランプの魔人が出てくる感じの音で!」
とか
「幸せなため息をつくように」
とか、いかにも音楽家です!!という感じの言葉…
本当によく聞きます😇
こんな風に先生が伝えて、
じゃあ音を聴くとはどういうことなのか。
そういう音を出すにはどうしたらいいのか。
ということがフワフワしたままレッスン(授業)が進むことがたまーにあります。
音大に入るような人であればこれらの言葉だけでほとんどの人が対応できるでしょう。
音楽の授業も人数が多いので、出来ちゃう人が数人はいるかもしれませんね。
しかし、これを初中級者のレッスンでやってしまうとどうでしょうか?
「そういう音を出すにはどうすれば…?('▽')」
となると思います。
「ここは表情をつけてよく歌ってね。まず、表情をつける、というのはどういうことかと言うと…」
と、この後をしっかりと分かりやすく伝えられる先生だと生徒さんも練習がしやすいですよね。
そのため、
「もっとよく歌って」
「もっと聴いて」
の具体的な説明は特に大切にお話するようにしています。
さいごに
生徒さんに「練習したい!」という気持ちと行動力があれば、どんな練習も無駄になることはないと思います。
ただ、せっかくそういう気持ちがあるのに、
正しい練習の仕方が分からないまま練習して
効率が下がってしまうのはもったいないですよね(:_;)
そんなことにならないよう、こつこつコースのレッスンではご自宅での練習の仕方や、
練習している曲をもっと素敵に弾くためにどうするかをレッスンの中で指導していきます。
お家で練習してきたことを前提としてレッスンが進みますので、残念ながら(?)練習は必須のコースです。
練習大好き!という人以外は、楽なものではないですが、正しくて効率的な練習方法を知るだけでも少し楽になります。
楽できるところは楽して(笑)、練習できるようにしていきましょう!